【妊娠5カ月】中山寺で安産祈祷

兵庫県宝塚市にある安産祈願のお寺として有名な『中山寺。』妊娠5か月の戌の日に腹帯を巻いて、妊婦の無事安泰を祈るのが伝統ですが、ロンドンにいる私は戌の日のお参りはできなかったので、両親が私の中山寺で安産の祈願を行ってきてくれました。

『中山寺』は、母が私を妊娠した際に安産を祈願してお参りし、産後、初参りを行ったお寺です。母から私、現在妊娠中の子どもへと繋ぐご縁に感謝して、中山寺での安産祈祷を決めました。

今年9月の戌の日は、9月7日と19日。なかなか日程を合わせることができなかったそうで、行ってくれたのは9月20日。シルバーウィーク真っ只中で吹田から中国自動車道も一般道も大混雑。

普段なら1時間もあれば余裕で行けるのですが、渋滞に巻き込まれること3時間。長いドライブの末、到着し、参拝してくれたそうです。

 

本堂前で、妊婦の名前など必要事項を記入し、ご祈祷料7,000円を支払うと、その場で御腹帯(1本)・お守りをいただけます。その後、10日間お札を身代わりにご祈祷してくださり、指定した住所に送られてきます。

当日に妊婦を祈祷していただく安産特別祈祷(20,000円)もあるようですが、私本人がいないため、特別祈祷は断念。

持ち帰った腹帯とお守りは、神棚に保管し、待つこと2週間ほどで、お札が実家に送られました。

 

さて、『中山寺』ですが、創建は聖徳太子とされ、御本尊は安産・求子の十一面観世音菩薩。 皇室、武家、庶民と広く安産祈願本邦随一の霊場されてきたようです。ことに、豊臣秀吉は中山寺で祈願して秀頼を授かり伽藍を再建しました。また、幕末には明治天皇の母が鐘の緒をうけ御平産され、ますます「安産の寺」として名高くなり、現在では全国各地から「鐘の緒」を授かりに訪れる人が絶えないとのことです。

 

そして、母自身へのお土産は、境内特設テントで限定販売されている梅酒(紫雲)。訪れた前日の19日は5分で売り切れになったようですが、20日は11時半頃、幸いにも少々残っていたので買うことができ、「あなたの代わりに飲んでおいたよ」とご機嫌の母。これで、渋滞の中のイライラはふっとんだようで、孫の無事出産を祈ってほろ酔いになったとか。

投稿者: Lily Yuri

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