「忍者はっとりくん」「忍たま乱太郎」、「NARUTO」などのアニメでおなじみの忍者に遭いたくて、伊賀忍びの里伊賀流忍者屋敷に出かけてきました。
忍者列車をおり、上野市駅からお城の方に歩いていると、二人の忍者に遭遇!
「写真を撮らせてもらってもいいですか?」 に、ポーズをとっていただきました!忍者さんありがとう!
入口で756円の入場券を手に入れると、狭い入口から忍者屋敷の中へ、そして座敷に上がる。
ショーが始まるころには座敷に人がいっぱい。
ドキドキワクワク待っていると、ベテラン忍者が登場。
若いくノ一(女性の忍者)ではなかったことを少々残念に思ったが、屋敷に仕掛けられたからくりをユーモアたっぷりの口調で一つ一つを実演。
観客も「おお~」「へ~」とくぎ付けで、昔の人の知恵には感心させられることばかり。
この忍者屋敷は、山間の人里離れたところにあったものを移築したのだそう。くせ者が侵入したとき隠れたり逃げたりできる「どんでんがえし」「抜け道」「隠し戸」や、大事なものをしまったり素早く取出したりできる「刀隠し」等いろいろな仕掛けが施されている。
客も忍者からくり体験ができるが、少々動きが鈍く、なかなか思ったようにはできない。
「何事も修行が大事!修行あるのみ!」と、ベテラン忍者に励まされる。
実演をまじえた説明が終わると、地下博物館へと続く。
忍者の普段は、忍者ということが知られないように、商人、農民、芸人などの姿をして潜んでいたそう。しかし大事になると、道具や火薬を上手に操り、城へ入って情報を入手するなどの隠密行動をとったのだとか。
博物館では、忍者の使っていた道具の数々が展示され興味深い。
忍者の活躍は、戦国時代から江戸時代と言われている。徳川家康が伊賀の峠を越え逃亡してきたとき、逃がす手助けを行ったのだとか。家康が江戸幕府を開いた後も忍者は重用され、伊賀忍者 服部半蔵から江戸城の半蔵門は名前がつけられたといわれている。他にも江戸の街には上野など伊賀にちなんで名付けられたものも多く残されているそう。
博物館を出ると、忍者ショーの入口。今回は忍者ショーは見なかったけれど、プロ忍者が手裏剣を投げて的にあてたり、日本刀の実演があったり、そこら辺のアクションショーとは別格。プラスにお金はかかるけれど、時間がある人は必見!
また、手裏剣の体験も200円。なかなか思ったようには投げられないもの・・・。
お土産にはゴム製手裏剣まである。これをお土産に買っていき、NARUTOの大ファンのベラルーシ人にあげたら、とても喜んでくれた。
その他伊賀の上野公園内には、
伊賀出身の松尾芭蕉翁の記念館や俳聖殿、上野城など見どころがいっぱい。
目を凝らせば、今も忍者が駆け抜けのが見れるかも。期待充分!?
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